フォールディングチェアとは、簡単に言ってしまうと「折りたたみ式チェア」のことです。
以上。・・・となってしまうと身も蓋もないので、もう少しご説明をします。
フォールディング(folding)とは、「折りたたみ」「折りたたむこと」ことでそのチェアですから「折りたたみ式チェア」なわけですが、折りたたむ構造や形式には結構なバリエーションが存在します。
フォールディングチェアの代表格「パイプ椅子」
折りたたみ式の最も有名なものは、やはり「パイプ椅子」と呼ばれるものでしょう。大量に製造されおおきなホールや会場なんかでよく見られるアレです。正直なところ家具インテリアとしての魅力は皆無で、業務用としての椅子というイメージです。椅子なんですね。チェアじゃく。
原型は古く1925年のワシリーチェアが原型とされています。
庭先やテラスで優雅にフォールディングチェア
次に「フォールディングチェア」という言葉がよく登場するのが、庭先やテラスです。欧米には日本と違って大きな庭のある家が普通にあり、そこでどのように過ごすのかは重要なことなんですね。庭先でカフェをするときなど専用の折りたたみチェアが欲しくなるわけです。
本格的なアウトドアでもフォールディングチェアは大活躍します。
実は、現代で「フォールディングチェア」という言葉が一番登場するのはアウトドア用途ではないかと思います。小さく折りたたんで車に積んでキャンプ場なんかで使うわけですね。一番定番なのは、木製フレームの別名ディレクターズチェアってやつです。映画監督が座る椅子がベースになっていますが、広げるとしっかり肘掛けも付いており座り心地もそこそこ良いものが多いですね。
最新の「フォールディングチェア」は様々な新素材を使って軽量で小さくなり、チェアとしての座り心地もなかなかのものがあります。
現在進行系で進化中ですね。これからも優れた「フォールディングチェア」が登場することでしょう。